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」とはロシア語で「旅の道づれ」の意味。辞書にもちゃんと載っている。
T-22撮影レンズ。焦点距離75mm。開放F値4.5。
シャッターチャージ・シャッターリリース・シャッタースピード・セルフタイマー等の操作機構は右レンズ側に集中している。もちろんレリーズも付く。絞りは左右連結、シャッターは右から左へ伝達される。ストロボ接点だけが左レンズ側に付く。
絞りファインダー用のレンズ外周がギアになっていて、フォーカス合わせをすると左右のレンズが連動して前後に動く。実はこれ、撮影レンズの一枚目のレンズしか前後に移動していない。これでいいのだろうか??と思ったが、レンズ設計に詳しい知人に聞いたらそういう方式は珍しくないとのことだった。
この個体(054724)では、左右のレンズ同士のピント位置が若干ずれていたので、実写テストを繰り返して調整した。
真上から見たところ。この状態で覗き込んでフレーミングとピント合わせを行なう。ピント合わせは何度も自分の目をこすってしまうほどやりにくい。
アクションファインダーにした状態。カメラをウェストレベルで使えない、暗くてファインダーがよく見えない、などの状況で威力を発揮する。ピントは目測と距離目盛りに頼ることになるが、目測でもだいたいOK。
光漏れ防止の対策板(上下)の貼り付けと、内部反射低減の絞り版(3段)取り付けを施した。上下板の効果は絶大で、これで直射日光下に1〜2時間程度放置しても、光漏れがほとんど認められないレベルに改善された。
別の個体()では、最初から勘合部に黒フェルト?状の遮光部材が貼られており、光漏れ対策板なしでも、実用上問題になる光漏れはない。
ドイツ北部のカメラ・レンズ会社フォクトレンダー社にいたふたりの技術者が起こしたフランケ&ハイデッケ社が、1921年に3眼のステレオカメラとして「ハイドスコープ(左図)」を開発(乾板:45x107mm)、やがてアグファやコダックからロールフィルムが登場し、ハイドスコープのロールフィルム版の「ローライドスコープ」が開発される。しかし、当時のステレオカメラブームの終焉の影響で、「ローライドスコープ」のレンズを1つはずした2眼カメラが作られた(1928年)。これが今もニ眼レフの分野で人気を博している「ローライフレックス・シリーズ」の始まりである。
スプートニクの素になったニ眼レフ、LOMOのカメラ「ルビテル」。いくつかの型があるがこれはユニバーサルというもの。これはこれで立派に撮れる。計量小型なのでスナップに好適!。


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